脳卒中センター

  • HOME »
  • 脳卒中センター

帝京大学医学部附属病院は脳卒中センターを開設へ

2017年1月脳卒中センターを開設しました

帝京大学医学部附属病院が位置する区西北部医療圏は180万人以上の人口を抱え、人口密度や面積が大きな圏域です。そうした地域の医療体制のさらなる向上を目指し、この度帝京大学医学部附属病院は脳卒中センターを開設いたしました。これまでも多くの患者さんを受けいれさせていただいた本院高度救命救急センターのサブセンター的な役割を担います。脳卒中センターは、救命救急科、神経内科、脳神経外科とリハビリテーション科など多科からなる医師とコメディカルにより構成され、搬入された脳卒中患者さんへの最適かつ最善の医療を提供いたします。外科的治療を担当する脳神経外科では、脳血管内治療指導医・専門医、脳卒中外科技術認定指導医をはじめ、脳神経外科専門医を中心として、あらゆる脳卒中に対処できる体制をとっています。
当センターが対象とする脳卒中は、本邦においての主要死因であるのみならず、後遺障害をもたらす最大要因として保健衛生上の最優先課題の一つです。近年のデータでは、我が国での脳卒中の発症患者数は増え続けており、2015年にいわゆる団塊の世代が65歳を迎えたことによって、さらなる高齢化とそれに伴う脳卒中患者の増加が見込まれます。脳梗塞は脳卒中の中でも最も患者数が多く、その60-70%を占めます。そうした中、近年広がりを見せる超急性期脳血栓回収療法は、脳梗塞を「治らない」病気から「治る」病気へと変えつつあります。当院脳卒中センターにおいても、昨年度から脳血管内治療医を中心に積極的に血栓回収療法を実践しており、良好な成績を収めております。しかしながら、この革新的な治療においても、治療のtime windowは極めて短いのが現実です。できるだけ早期の治療開始が必要であり、10分20分の治療の遅れが、患者さんの予後に大きな影響を及ぼします。そうしたことから、これからの脳卒中治療はこれまで以上に「地域におけるチーム医療」が必要と考えています。地域の先生方との医療連携を密接に行い、顔の見える医療を行うことで、地域の脳卒中医療に少しでも貢献できたらと考えております。新しくなった帝京大学脳卒中センターをどうぞよろしくお願いいたします。
脳血管内治療については、近年各種デバイスの進歩及び脳卒中の病態解明が進みここ10年で最も進歩した分野の一つです。脳卒中センターにおける脳血管内治療の対象となる疾患は破裂脳動脈瘤に対する脳動脈瘤コイル塞栓術、急性期脳梗塞に対する血栓回収療法が最も重要な治療方法となります。

血管内治療の方法は足の付け根、肘の内側、手首の血管など、体の表面近くを通る太い血管からカテーテルを挿入し、大動脈を通じて脳の血管まで進める事が出来ます。その中にさらに細いカテーテルを入れ、疾患のある部位に誘導し、様々な道具:コイル、バルーン、ステントや薬品:塞栓物質などで治療を行います。

血栓回収療法実施例
66才男性
意識障害で発症した脳底動脈閉塞症
血栓回収療法後
脳底動脈は再開通
患者さんはリハビリ後独歩退院

当教室が主宰する学会・研究会

海外交流・国際展開

取材

PAGETOP
Copyright © 帝京大学医学部脳神経外科 All Rights Reserved.