頭蓋底腫瘍(経鼻内視鏡手術)

頭蓋底腫瘍(経鼻内視鏡手術)

頭蓋底腫瘍に関しては、頭蓋咽頭腫や鞍結節髄膜腫などが対象となります。腫瘍が頭蓋内の深いところにあるため、これまでは頭を大きく開け、脳や神経、血管を押し分けて摘出する開頭手術が必要でした。しかし、腫瘍の大きさによっては鼻から手術を行うことで体の負担を少なく摘出が可能です。さらに経鼻手術では腫瘍の下からアプローチするので、脳や神経、血管などを押し分ける必要がないため、より負担が少なくなります。手術の際には、安全性を高めるためにナビゲーションや神経モニタリング、血管ドップラーを使用します。術後は翌日から歩行が可能で、問題なければ術後7日間で退院可能です。この手術における髄液漏の危険性は下垂体腫瘍の手術より高く30%と言われていますが、当院では、大腿部から採取した筋膜をパッチワークのように縫合することで髄液漏を完全に抑えることに成功しています。

頭蓋咽頭腫 経鼻内視鏡手術の術前と術後
鞍結節部髄膜腫 経鼻内視鏡手術の術前と術後
鞍結節部髄膜腫の経鼻内視鏡手術
腫瘍摘出後:下垂体柄、視神経、内頚動脈が確認できる

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