内頚動脈狭窄症
症候性・無症候性内頚動脈狭窄症に対して、手術適応に基づいて患者様と相談の上治療方針を決定しています。その手術には外科的治療(内頚動脈内膜剥離術)と血管内治療(頸動脈ステント留置術)が存在しますが、当院では両専門医が症例毎に適切な治療方法を検討し対応しています。
内頚動脈内膜剥離術の実際
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治療前 (緑;プラークと言われる血管狭窄病変) |
治療後 |
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動脈切開前 | |
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動脈切開後、プラーク摘出中 | |
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摘出されたプラーク | |
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動脈縫合後 |
頸部頚動脈ステント術(脳血管内治療)も積極的に行っています。
主に大腿部からカテーテルを動脈内に挿入し、先端を頸部まで持っていきます。そこで、狭窄部にステントを広げて留置し、狭窄部の拡張を行います。
ステントの例を示します。
(http://www.bostonscientific.com/jp-JP/health-conditions/cas/cas-05.htmlより引用)
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ステント |
代表例をお示します。内頚動脈の高度狭窄例です。ステント留置により内頚動脈の十分な拡張が得られています。
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術前 | 術後 |