当教室について

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1971年に開設された脳神経外科学講座は、40年以上の歴史をもち、附属病院として医学部附属病院、ちば総合医療センター、溝口病院の3病院をあわせもっています。私は2014年4月より前任地の帝京大学ちば総合医療センターより異動し、脳神経外科学講座第5代主任教授に就任いたしました。
下垂体腫瘍の臨床と基礎研究は私がライフワークとしているものです。下垂体腫瘍や頭蓋底腫瘍に対する、神経内視鏡を用いた低侵襲な経鼻手術は、本教室の特徴でもあります。悪性脳腫瘍(悪性神経膠腫グリオーマ、悪性リンパ腫など)、良性脳腫瘍(髄膜腫、聴神経腫瘍など)について精力的に診療と研究に励んでいます。手術には神経機能モニタリングや最新に手術用ナビゲーションシステムを用いて、安全で有効な手術を行っています。また本教室には脳血管障害の研究と臨床に永きにわたる伝統があり、多くの研究業績もあります。私自身もこれまで脳血管障害の臨床に長年取り組んできております。これらに加えて、頭部外傷、電気生理学、てんかん、脊椎脊髄疾患と多岐にわたり、臨床と研究ができる体制を3病院横断的に形成しています。
看護スタッフはじめ院内各部門のスタッフと連携し、最先端の医療技術を駆使しつつ患者さんにとって最良の医療を提供することが我々の使命とおもっております。救命救急センターと連携し、24時間体制で救急患者さんも積極的に受け入れています。地域に根ざした大学病院として、ひきつづき、東京都のみならず埼玉県、千葉県など近隣の医療圏からも積極的に患者さんを受け入れてまいります。
2014年4月からは全国の多くの研修施設・関連施設と連携することが可能となりました。このことによりさまざまな脳神経疾患を多彩な施設で学び、地域医療・医療連携についても学ぶことが可能となりました。各地域での交流・各施設間の交流を推進しており、帝京3病院を中心に関東で講演会や症例検討を主とした研究会を開催しています。また各研修施設・関連施設を中心に日本各地で研究会を企画しています。さらに手術手技の向上のために脳血管モデルなどを用いた開頭術と脳血管内手術のシミュレーションも行っています。
また、国際交流にも力を入れています。中国・ハルビン医科大学、台湾・台北医科大学と合同で3大学脳神経外科学会を2014年より開催しています(International Neurosurgery Summit Forum)。中国・天津医科大学、台湾・義守大学、フィリピン大学、インドネシア・ディポネゴロ大学、ロシア・モスクワ内分泌研究センターとも交流も行っており、これらの大学と合同脳神経外科学会を開催しています。第3回International Neurosurgery Summit Forumは2016年9月に帝京大学創立50周年事業に合わせて当教室が主催しました。また当教室が主催しアジアニューロサイエンスフォーラムを設立し、韓国延世大学・カトリック大学、中国ハルビン医科大学・北華大学から招聘し第1回アジアニューロサイエンスフォーラムを2017年8月に本学にて開催いたしました。また、日中脳神経外科連盟(日中友好脳神経外科学会)の日本側事務局を帝京大学が担当することとなり、松野彰が日本側会長となり日中脳神経外科連盟第1回学術集会(第9回日中友好脳神経外科学会)を2017年11月に中国鄭州で開催いたします。
このように脳神経外科の教育・臨床・研究の全ての面で、十分な体制を構築しております。脳神経外科の修練には一定の期間と各自の努力が必要ですが、明るく、楽しく、みんなで学びましょうというのが、帝京大学脳神経外科の方針です。

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